デジタルな鍛冶屋の写真歩記

八瀬 赦免地踊り 其の一

連休2日目の9日、以前から一度行ってみたかったお祭りに行って来ました~!
京都市の北東、比叡山の麓にあります八瀬と言う地域で行われます「赦免地踊り」です。
祭の詳しい事は、赦免地踊りのHPをご覧ください。
今日は祭が始まる前の光景を。
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1.夕暮れの秋の原。
祭は夜に行われます。テクテク現場まで歩いてる最中の夕焼けを。

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2.本日の舞台。
祭が行われるのがこちらの天満宮にある秋本神社、取り敢えず下見。
延暦寺との結界の争いの祭に村側に有利な裁定を下された、
時の老中「秋元但馬守」が祀られているお社です。

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3.長い石段。
この祭のハイライトである場所です。

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4.立派な舞台。

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5.踊り子の手拭い。
神社の入り口では売店が出ておりました。

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6.花宿。
神社の下見をした後向かいましたのは、八瀬の4つの町に各1ヵ所ある大きなお屋敷の「花宿」です。
こちらに何があるのかと言いますと。

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7.切子灯籠。
この祭に欠かせない物で、高さ約70センチで大きい面と小さい面があり、十二面体で出来ていて、
各花宿に一対二体、計八体の切子灯籠があって、これを頭に担いで練り歩きます。

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8.見事な細工。
切子灯籠に貼られた切り絵、赤い和紙を3枚重ねて透かし彫りで数ヶ月かけて仕上げらレます。

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9.見とれてしまう。
切り絵の題材は、花・動物・武者・七福神などです。

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10.猫と牡丹。
灯籠の上にも色が塗られた切り絵が飾られてます。

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11.お猿さん。

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12.二軒目の花宿。
こちらでカメラ仲間のMさんと出くわしまして、祭の段取りなんかを色々と教えてくださって、
一人で何も分からない所、非常に助かりましたm(__)m

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13.秋本大明神。
床の間の掛け軸に天照と方を並べて飾られてます。

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14.虎。

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15.京の五条の橋の上~♪。
飾られてる切り絵、弁慶と牛若丸のあのワンシーン。

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16.飛び魚。

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17.夕暮れの旅団。
バラエティーに富んでるので、見ていて飽きません。

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18.三軒目の花宿。
恵比寿と大黒。

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19.鷹。

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20.雪椿。
これは可愛らしいですね~♪(●^o^●)

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21.四軒目の花宿。
四つある花宿の内三軒は近い距離にあるんですが、残りの一軒がかなり離れていて、
どうしようかと思いましたが、時間もあったんでテクテク15分ほど歩いて行きました。

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22.カワセミ。
銜えてるのはオイカワでしょうか?

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23.梟。
今にも飛び出してきそうなほどの精巧さ。

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24.ジャンプ~!
これはとっても立体的に出来てました。

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25.額縁の切子灯籠。

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26.ごゆるりと。
こう言う祭って、部外者は敬遠されがちなんですが、
こちらは凄く親切で、自由に花宿に入れて好きなだけ撮らせてもらえます。
おまけにお酒やジュースなども振る舞ってくださってと至れり尽くせりで、
こちらが恐縮してしまうほどでした(笑

このシリーズ、暫く続きます。




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by dejikaji | 2016-10-13 22:07 | 祭・イベント | Trackback | Comments(3)
Commented by prado9991 at 2016-10-13 22:22
今年は浮気しちゃいましたが、このお祭りは雰囲気も抜群で良いですよね。
ただ、本番は真っ暗で撮りづらいですよね。
花宿、ほんまにこちらが恐縮してしまうぐらいもてなしてくださいますよね。
Commented by sima7sima7 at 2016-10-14 11:21
おはようございます
切子灯籠の切り絵は、凄く繊細な模様が彫られていて見ているだけでも飽きないですね
けっこう洋風のラクダも居たりして不思議感一杯ですね
祭り本番を楽しみにしてます
Commented by dejikaji at 2016-10-14 20:56
皆さん、こんばんはです。
prado9991さん、
ようやく行けました~!
思ってたお以上に好いお祭りでした~♪(●^o^●)
真っ暗なんで、封印していたISO12800まで使っちゃいました。
花宿のもてなしは、ホンマにビックリしました。

シマシマ7さん、
切り絵の精巧さは、ホンマにビックリするくらいの芸術品です。
他の飾り付けもバラエティー豊かで、堅っ苦しい祭ではないです。