京の冬の旅2017 角屋・其の二
今日は台所を。
1.竈の神さん。
台所に入って最初に目にする飾り竈、三宝荒神さんと呼ばれる不浄や災難を払う神とされる事から、
火と竈の神として信仰されてます。
2.大きな天井。
町家とは比べものにならないくらい広くって、立派な梁が通っております。
よく見ると面白い形した注連縄?が飾られてます。
3.お竈(くど)さん。
ずらりと並ぶ竈、お客さんへ出す料理が作られてたんでしょうね~。
4.五十畳。
配膳場、出来上がった料理をここで盛り付けて各お座敷へ運ばれていきます。
女中さんが慌ただしく動き回る光景を想像してしまいます。
5.衝立の神棚。
6.帳場。
配膳場脇には帳場があって、ここでやって来るお客さんを見て、番頭さんがあれこれ指示を出していたんでしょうね。
7.何かあった時は。
帳場の横には、火事が起きた時の火消し道具と、泥棒捕捉具などが掛けられてます。
8.武士が居た時代。
刀箪笥。
9.西郷さん縁の品。
こちらに泊まった西郷隆盛が行水に使ったとされてるたらい。
戦時中、空襲による延焼防止の為に取り壊される事になっていたこちらでしたが、
京都市の担当者が角屋を視察した際、この西郷隆盛が使用した「たらい」を見付け、
この建物が明治維新のゆかりの遺構ということを理解し、取り壊しはひとまず延期となった。
そのうち終戦を迎え、結局角屋は解体を免れたらしい。
10.煤けた布袋様。
火防の神さんである布袋様、竈の煤で綺麗に燻されておられました。
11.神さんだらけ。
台所の色んな所に大小沢山の神棚があるのが面白かったです。
12.お稲荷さんも。
商売していたら、お稲荷さんは欠かせませんよね。
13.箱階段。
ポチッとお願いします
凄いですね。
実はね、50年以上前に3歳位まで住んでいた家は、
土間があり、薪だったんです、お風呂もなんですよ。
アラックさん、
当時どれほど賑わっていたのか、見てみたいものですね。
土間がある家とは、かなり古い家だったんですね。
シマシマ7さん、
刀箪笥、まさに侍が生きていた時代なんですよね~。
新撰組は、刀持ち込んで、部屋のあちこちに刀傷残してるみたいです。